内科・消化器科・皮膚科・小児科

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皮膚科について

体の一番外側を守っている重要な臓器が皮膚です。

皮膚科は、かぶれ、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、薬疹、ホクロ他各種皮膚腫瘍など、皮膚に起きたトラブルの治療を行います。

 

皮膚科の病気

当クリニックで診断の多い疾患として下記のようなものがあります。

 

アレルギー性疾患

アレルギー疾患とは、アレルギー反応が原因で起こる病気のことをいいますが、この疾患は近年

著しく増加しており、もはや国民病と言っても過言ではありません。

アレルギー反応が皮膚に発症するアトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎や、粘膜に発症する花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などがあります。

 

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎と並ぶ、三大アレルギー疾患のひとつで

「アトピー」という言葉は、「奇妙な、不思議な」という意味のギリシャ語に由来しています。

体質的にアレルギーを起こしやすい人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を

伴う病気で、主な症状は湿疹とかゆみで、治まったり発症したりを繰り返し、なかなか治らないことが

特徴です。

 

アトピー性皮膚炎の根治は難しく、対症療法が中心となりますが、外用薬、内服薬を使用して湿疹状態

を改善し、アレルギー反応を抑制するために、皮膚の湿疹を引き起こしている原因物質(アレルゲン)を

突き止め、皮膚を清潔に保ち、皮膚の保湿など日常のスキンケアを行なうことを地道に取り組むことで

症状を軽減させることが可能です。

 

湿疹・蕁麻疹

湿疹と蕁麻疹は、いずれも皮膚の病気ですが、原因や治療は異なります。

湿疹は、皮膚の表皮に生じる炎症の総称で、何らかの刺激に反応して起こる「接触皮膚炎」です。

かゆみやヒリヒリ感を伴う炎症反応で、赤い斑、ぶつぶつ、小さな水ぶくれなどが混ざり合って

見られます。

慢性化すると、苔癬化(ザラザラ、ゴワゴワした皮膚)になり、さらに長引くと色素沈着が起こる

ことがあります。

 

最初にあらわれる、かゆみを伴った紅いブツブツは、症状が進行すると次第に膿の溜まった水疱(膿疱)

が混ざりはじめ、時間の経過とともに水疱が破れ、皮膚の表面がジュクジュクするという症状を繰り返し、次第に皮膚は厚くなり

かゆみも強くなっていきます。

 

蕁麻疹は、皮膚の一部が蚊に刺されたように突然に赤くくっきりと盛り上がり、短時間で跡かたなく消えてしまう病気です。

これらの症状は数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には半日から1日くらいまで続くものもあります。

症状が一度だけや、現れてから数日から数週間で治るのものを「急性蕁麻疹」、それ以上続くものを「慢性蕁麻疹」といいます。

 

蚊に刺されたような強いかゆみを伴った赤い膨らみ(膨疹)が現れます。

膨らみのサイズはさまざまで、膨疹同士がつながり、まるで地図のように広がることもあります

蕁麻疹が現れる場所はさまざまで、顔を含め全身のどこにでもできます。

慢性の蕁麻疹は、夕方~夜間にかけて症状が出たり悪化しやすいことが多いようです。

 

白癬

白癬とは皮膚の表面にカビの一種である白癬菌が寄生することにより生じる病気で、一般的に

「みずむし」と呼ばれています。

白癬菌は皮膚表面の角質層にあるケラチンというたんぱく質を栄養にしており、ケラチンが多く

含まれる足や爪などに生じやすく、

これらを足白癬と言いますが、胴体や手足(足裏以外)などに生じる真菌感染症もあり、これらを

体部白癬と言います。

白癬は水虫にかかった人の皮膚からはがれ落ちた角質を素足で踏んで菌が付着することにより感染します。

 

白癬の症状は、足裏に小さな水ぶくれが生じ、これが破れ皮がむける小水疱型(汗疱型)と、

足の指の間の皮が白くふやけたりむけたりする趾間型、足の裏全体の皮膚が硬くなる角質増殖型に

分類されています。

小水疱型や趾間型は、気温が暖かくなると症状があらわれ、涼しくなると自然に症状が治まってきます。

角質増殖型は季節的な変動がなく、気温の低い冬期にはひび割れが生じて痛みを感じることがあります。

 

足白癬は、足が蒸れることで菌が増殖しやすくなるため、蒸れないように心がけることが大切です。

また、菌が足裏など付着してから24時間以内に洗えば感染しないと言われていますので、毎日足を石鹸で

洗い清潔にすることで予防につながります。

 

植田山クリニック 

名古屋市天白区植田山4丁目222

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